創るシリカ
廃棄繊維の現状課題
不要になった衣料品や繊維破材等は、約7割が焼却処分・埋め立てによる廃棄処理が行なわれています。約2割が発展途上国へ輸出されていますが、逆に途上国の縫製産業の発展を阻害したり、途上国のニーズに合わない衣類が現地で再び大量廃棄物となってしまう新たな課題を生み出しています。残りの約1割で、循環型が進められていますが、再び縫製用の糸や材料に戻す加工には多くのコストとエネルギーを必要とし、エコロジーとは異なる現状にあります。
当社技術による課題解決提案
当社は衣料品に長年携わってきた企業として、廃棄衣類・アパレル廃棄物のリサイクル・リユース・リデュースと焼却処理によるCO2削減目的に加え、シリカによる新たな性能を付加して元の素材からアップグレードしたアップサイクル製品をご提供いたします。
アップサイクル製品のOEMを承ります
廃棄衣類や縫製時の生地の残りなどのアパレル廃棄物を回収、破砕・粉砕し、シリカを加えることで新たな素材として断熱材・保温材・遮音材・吸音材・防音材などの建築資材や工業用資材、音響資材に企業様のニーズに合わせて新たな機能性を加えたアップサイクル製品のOEMを承ります。
廃棄される繊維は、人が着る以外にも新たな活用方法が多様にあります。家・車・公共交通機関にと、地球環境に優しく、人や社会が豊かに暮らしていける繊維の新しい活用方法を私たちと創造してみませんか?
シリカによるアップサイクル機能例
断熱材 保温材 | シリカを加えることで一般の資材よりもシリカの働きで吸湿によるカビの発生を抑えたり、シリカのテラヘルツ波の効果によって温度を保つのにより高い効果を発揮します。 |
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遮音材 吸音材 防音材 | シリカを加えることで一般の資材では吸収できないEVの発する低い周波数に対しても遮音・吸音・防音効果を発揮し、より快適な車内環境の提供を可能にします。 |
どんなことができるかご相談ください
お客様とのヒアリングから、必要な資材の使用用途、機能等を確認させて頂き、欲しい機能に応じてオリジナル仕様の製品を企画・提案いたします。その為、仕様、機能、サイズ等を市販のものとは差別化して、PB(プライベートブランド)商品として制作可能です。
また、リサイクルした衣料品の数量・焼却処理減少に伴うCO2削減量等を記載した証明書を発行することも可能ですので、J-クレジット創出による売却益や企業様の環境報告書・CSR文書でのPRにもご利用いただけます。