注目のリカバリーウェア市場

鉱物などを織り込んだ特殊繊維によって発生する遠赤外線で血行を促進し、着用することで疲労回復をサポートすることを目的とした衣類である「リカバリーウェア」が、近年、アスリートや著名人が着用したことや、コロナ禍による運動不足に起因する体質の改善サポート目的として注目されるようになりました。

また、リカバリーウェア市場の規模が大きくなってきたことから2022年10月にはリカバリーウェアに関する一般医療機器の定義が新しく制定され、医療機関での評価試験が必要な「一般医療機器・家庭用遠赤外線血行促進用衣」の新たなカテゴリーが設けられ、数値エビデンス基準をクリアしたものだけが一般医療機器(クラスI)のリカバリーウエアとして販売することができ、基準に満たないものは一般衣料としての販売しかできなくなりました。

独自開発のリカバリーウェア用シリカ素材

現在、市場で出回っているリカバリーウェアに使用されている原料には、様々な鉱物や貴金属が使用されていますが、当社は、中でもシリカの放つテラヘルツ波に着目し、一般医療機器(クラスI)に対応できるリカバリーウェア用シリカ素材を開発いたしました。

シリカのケイ素の元素記号「Si」から「Si-Relieve」という自社商標になります。

一般的なリカバリーウェアとの違い

一般的なリカバリーウェアは、着用している人から出る熱をリカバリーウェアが吸収し、その熱を肌に反射させるサイクルで温感をキープする「遠赤外線ふく射効果」にあります。

当社で開発できるリカバリーウェアには、一般的なリカバリーウェアのもつ「遠赤外線ふく射効果」に、さらにシリカの放つ「テラヘルツ波」の効果が加わわります。テラヘルツ波は、1秒間に1兆回以上振動を引き起こすことで、人体細胞の持つ分子振動と共鳴し、遠赤外線だけでは届かない皮下組織よりもより深い皮下脂肪の奥にまで浸透し、身体の深部まで温めることができます。

体温の吸収とふく射のサイクルで常時体温を自然な温かさに保つ
体温の吸収とふく射のサイクルに加えて、テラヘルツ波の振動が皮下脂肪の奥にまで浸透し、身体の深部まで温める
皮膚構造と各電磁波の届く領域

赤外線サーモグラフィでの着用後の実証試験

着用直後
着用10分後 : シャツとの接触表面温度の上昇と若干の体温上昇を確認できる
着用20分後 : 1℃以上の体温上昇を確認できる

リカバリーウェア化のOEMを承ります

当社のシリカ素材は、粒子を限りなく微細化したナノ化に成功いたしました。これにより、あらゆる繊維・素材にコーティング対応することができますので、スポーツ中およびその前後に着用する「着圧タイプ」、睡眠時やルームウェアに着用する「非着圧タイプ」のどちらにも対応することができます。

また、シリカは多孔質の粒子構造で吸着性に優れ、繊維・素材に膜状に付着するので、洗濯を繰り返しても性能が損なわれることはありません。

コーティングした繊維の電子顕微鏡写真

×40倍
×300倍 : 微細化したシリカが確認できる
×2,000倍 : 膜状に無数のシリカが付着しているのが確認できる

どんなことができるかご相談ください

  • 企業様の商品のリカバリーウェア化=一般医療機器(クラスI)対応
  • オリジナル仕様のPB(プライベートブランド)のリカバリーウェア開発
  • 当社開発リカバリーウェアの代理販売

など、リカバリーウェアビジネスに様々なご提案と対応が可能です。低迷するアパレル分野を新たなリカバリーウェアビジネスによってサポートいたします。